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「コーヒーの薄皮原料のバイオマスチップを活用したエコオセロ」。素敵ですう。

2008-04-24 20:38:52 | 環境全般
キーコーヒー株式会社のシルバースキン
(コーヒー豆を包んでいる薄皮)
を再利用したバイオマスチップ(TM)を
活用したエコオセロが4月28日(月)発売されます。

コーヒー製造工程で発生するシルバースキンの活用は
これまでに家畜用飼料や肥料、名刺、封筒などに
活用されてきましたが、
バイオマスチップ(TM)へ活用することで、
更に利用範囲を広げていくとのことです。

発売元のメガハウスでは、
エコ素材「バイオマスチップ(TM)」
を採用したエコ商品のシリーズ
「シンプルエコプロジェクト」の第1弾として、
シルバースキンを活用した「エコオセロ」および
「エコABCパズル」「エコアンバランス」
の3商品を4月28日に発売します。

オセロの石や盤、ABCパズルのピース、
アンバランスのブロック等、
通常商品ではプラスチックを使用する部分は
バイオマスチップ(TM)を使用しています。

*株式会社バンダイからのリリース
 http://www.bandai.co.jp/releases/J2008041802.html 
(4/18発表)


○シルバースキンとは

コーヒーの果実の薄皮のこと。
豆の外側を包んでいる薄皮の大部分は精選過程で除かれ、
焙煎すると燃焼しますが、
豆の隙間の部分(センターカット)は、焙煎しても燃焼せず、
特に水洗式のコーヒー豆は残りやすい。
渋味や雑味の原因となるものです。


○シルバースキンの排出量
キーコーヒー関東工場(千葉県船橋市)では、
シルバースキンの排出量は平均700kg/日。
月間14トン程度。炒豆重量の1~2%に当たります。


○シルバースキンの成分
主な成分は可溶性無窒素物、繊維質、粗蛋白質から構成され、
その成分は大豆皮と近似しています。

参考画像

http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0187699_01.pdf

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1 コメント

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コーヒーと廃棄物利用 (P307HDi)
2008-04-25 11:09:54
私の牧場には、たまに業者さんがコーヒーサーバーで出た粕を持ってきます(廃棄物処理法に基づいて)。堆肥に混ぜていますが、水分調整・発酵促進材としては理想的なものだと思います。私のところでは少量なのですが、主な水分調整材としてコーヒー粕を利用した堆肥は非常に高品質なものができあがります。
良質な堆肥を使用すると化学肥料の使用量を抑えることができるほか、放線菌の殺菌・殺虫作用により農薬も最低限で済みます。さらに、土壌に有機物の形で炭素を固定することができ、CO2排出削減にも役立ちます。
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